テラヘルツ波とは、電磁波のうちで毎秒1,000億回から10兆回振動する周波数帯のことである。テラヘルツ帯は光波の直進性と電波の透過性を兼ね備えた波長領域である。
テラヘルツ波のエネルギーは弱く人体には無害である。しかし、テラヘルツ波を照射すると分子の振動エネルギーとして吸収されたり、生物の細胞膜が共振現象を起こし、体温を上昇させたり、動植物の生育を促進し、生命力を高める。テラヘルツ波は、動物や植物、鉱物など、自然界のあらゆる物質や生命体が放射し、同時に吸収している電磁波である。動物、植物、鉱物等の自然界のすべての物質は原子や分子で構成されている。それらの分子や原子は、自然界や宇宙のエネルギーを熱や光として吸収することによって振動し、この振動がテラヘルツ波を発生している。自然界のすべての物質が放射しているテラヘルツ波のエネルギーは微弱であるが、物質の性質に関与し、すべての生命活動に関わっているので、生命光線といわれています。
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